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【初心者②】一人で始めるリバーSUP 始める前に知るべき「知識3つ」

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  • 一人で始めるにはどうしたら良いの?
  • 始める前に必要な知識や道具は?
  • リバーSUPをはじめるための情報がほしい
  • 深淵の片鱗を覗いてみたい

何かのきっかけで心を揺さぶられてこのブログに辿り着いたあなた!! 『ラッキですよー』勢いだけで乗り切ろうとするとこのニッチなスポーツは情報量が少なく、挫折しがちです。私はリバーSUP・カヌー・ラフトのリバーガイド9年で今も現役でやっています。

U.G

初めまして、高知県でリバーガイドをしているU.Gです。
リバーガイド歴9年。
プライベートでも「川下り倶楽部」という、リバーSUPの中でも激流を下るサークルを運営しています。

そんな私が “初心者の方が始める前に知って欲しい知識を3つ” 解説します。

この記事を読めば「初心者がリバーSUPデビュー前に必要な知識」が分かります。リバーガイド歴9年の経験をもとに分かりやすく解説します。これからSUPデビューを目指している方は最後まで読んでください。

目指せ「リバーSUPデビュー!!」

目次

始める前に知るべき「知識3つ」

川の危険性を知る

【命に関わる事故を防ぐために川の危険性を知り、対策を考える】

川は海と違って水面の下には岩やテトラポット、台風で流れてきた竹・木などの障害物が隠れているこがあります。障害物の存在を知らずに川に落ちてしまった場合、岩に当たって怪我をしたり、折れた竹に刺さったり、水中でライフジャケットや衣類が引っ掛かって浮かなかったり、石と石の隙間に手足がハマって抜けなくなる危険性があります。

川は全体的に緩やかに流れていると思っている方もおられますが、流れが早くて浅いところ(瀬)、流れがないところ(エディ)、下流から上流に向かって流れる反転流、ハマると逃れられない渦(リサーキュレーション)など、ポイントポイントの地形によって複雑な流れがあります。

台風や大雨で増水すると木や竹などが川に流れ込み、その木や竹が岩や障害物に引っかかっている状態(リンボーダンスの棒みたいな状態)をストレーナといいます。このストレーナという状態は非常に危険です。

水は通すけど人は通さないばかりか、下に引き摺り込む流れが発生するので乗り越えようとしても胴体水圧で足を引っ張られ川底に引き摺り込まれます。この時ライフジャケット・衣類が引っかかると引きずられた状態で水面から浮かぶこともできず、外そうとしても強い水圧を受け続けている状態では思う様に動けません。

川の流れを観察し危険を読めない人は、対策や脱出方法も分らないので近づくことは非常に危険です。

この様な場合は、絶対に近寄らない様にしてください。

川は海と違って浮きにくいです、大げさに言うと沈みやすいと思うくらいがちょうどよいかもしれません。だからライフジャケットの着用を呼びかけているのです。ライフジャケットを着ることで溺れるリスクを大幅に軽減できます。

ライフジャケットは必ず着用

安全な川で遊んでいたのに、子供が流された。

河原の近くは流れが弱く小石や砂利、砂が流れ着いて蓄積されて作られています。反対に、流れが強いところは川底をえぐられ大きな岩や石が流され蓄積しています。河原から少し奥へ歩いて進んでいくと、少しづつ深くなっているのは徐々に流れが強くなっているからだと思ってください。徐々に強くなっていると思われた瞬間、底が抜けた様に地面が削られている場所があり、その段差の境目を「エディライン」と言います。

このエディラインを超えると、深くて強い流れに巻き込まれるばかりか渦を巻いた流れによって川底に引きずり込まれます。一瞬で溺れるので頭はパニックになり、浮かびあがろうと大暴れ。文字通り火事場のクソ力でなんとか必死にもがきますが数秒で力尽きてしまいます。10秒ほど流れに身を任せれば泳いで岸に上がれる場合もありますが、その前にパニックによる混乱で力尽きているのです。

一瞬目を離しただけなのに我が子が溺れながら流された場合、この様なケースが予想されます。

川で安全に遊ぶためには川の危険性の本質を知り、リスク回避・対策を知ることが大切

初心者向けの場所選び

【初心者が練習するのに適した川の選び方・ポイント】

ズバリ!!

  • アクセスのしやすさ(アクセシビリティ)
  • 流れが穏やかかどうか
  • 川底や水面上の障害物の有無
  • 人目がある
  • 初心者向けのツアー会社が使っている

アクセスがしやすい場所は、川に行くハードルが下がるので続けやすくなります。

流れが穏やかな場所での練習はボードに慣れるという意味でも最適ですし、ボードから落ちた時に目に見えない「隠れた危険性」が少ない場合が多いです。

障害物が多い川では落ちた時の怪我のリスクが高くなるので、岩やテトラポットなどの障害物を確認する必要があります。

人目があるということは恥ずかしい反面、何かあった時に助けてもらえる可能性がありますので恥ずかしがらないで練習しましょう。

危険性が低い川でアクセスしやすいところはツアー会社が使っている場合が多いので、そこも判断するポイントになります。しかし、一部危険ではあるものの“ガイドが注意喚起すれば問題ないと判断”してやっているところもあるので、そこは注意しましょう。

高知県でのおすすめは『高知市伊野町にある波川公園前』です。

「仁淀ブルー」という言葉を、日本全国に知らしめた川「仁淀川」認知度・知名度ともに日本一の川。日本一の川で練習、テンション上がりますね〜。

おすすめのポイント

  • アクセスが良く駐車スペースに困らない
  • トイレ・水道・にこにこ館などの施設が充実
  • カヌー・SUPを楽しんでいる人が多い
  • 川の危険性が低い

アクセスが良く駐車スペースに困らないのは良いよねぇー。高速から降りてバイパスを少し走れば到着です。舗装された駐車スペースに限りあはるけれど、河原まで入って来られる車なら駐車し放題。とはいえ、なんとなく車が通る道があるのでそこは避けて駐車してください。

トイレ・水道・食べ物屋の施設があるのも便利。キャンプ・BBQできる場所はたくさんあるけれど、トイレ・水道があるところは少ないのでマジありがたいです。歩いて行ける距離にBBQの貸し出し、弁当の販売している「にこにこ館」もあるので、夏のイベントを完結できます。

キャンプ・BBQ・水遊びに来られる家族連れの方も多く、カヌーやSUPを楽しんでいる人もいるので周りを気にせず始められやすい。

少し3番目と被るけど、気軽にカヌーやSUPを楽しまれている人がいるということは、川の危険性も低く川の危険性を理解していれば、その他の人よりも安全にリバーSUPを楽しめる。

波川公園前の危険ポイント

  • 左岸近くは大きな石、岩が水面下にたくさんあるので落ちた時にぶつからない様に気をつける 左岸上流にテトラポットあり
  • 橋から下は鮎づりのポイントなので、鮎釣りの釣師の近くで練習していると罵声を浴びせられる
  • 増水している時は全体的に流れが早いので、漕ぐ力が弱いと岸に辿り着くのに大変
  • 橋下駄のラップ(川の水圧でボードや人が箸下駄・柱に押さえつけられる)
  • 台風後や大雨が続くと、山から流れてきた竹や木(枝が多く尖っている)などが川底に刺さっていることが多いので、落ちた時に怪我をしやすい

続けるための絶対条件はハードルを下げること

道具の揃え方・重要性

【必要な道具と重要性を知る】

  1. ヘルメット
  2. ライフジャケット
  3. リーシュコード
  4. パドル
  5. ボード
  6. 服装

①ヘルメット

【ヘルメットは頭を保護する防護具】

転倒時や水中時に障害物から頭部を守ってくれます。ヘルメットのツバは日差しよけだけかと思われますが、流れの速いところで体が岩などに引っ掛かった時川の水を後頭部で受け流すことで、水がツバに流れて空間ができ呼吸が楽になる。また、顔面から転倒した時にツバがあることで顔面への接触を避けてくれる可能性がある。

②ライフジャケット

【ライフジャケットは水に沈んで溺れることを防ぐ救命胴衣】

川で落水した時は頭まで沈みこんだ後、ライフジャケットの浮力で浮き上がってきます。浮き上がるまでに少し時間が掛かることを覚えといてください。悪く言えば一瞬溺れてから浮かんでくるイメージです。

カヤック専用のライフジャケットは肩周りが楽になるように作られているので、泳ぎやすくポケット等も充実しているのでカメラやスマホを入れるのに便利です。浮力材が厚くクッション性が高いので、転倒の際に背中から落ちることで岩の衝撃を和らげる効果があります。

また、浮力は高すぎると浮きやすい反面泳ぎづらくなってきますのでバランスが大事になってきます。自分に合ったサイズと用途で選んでください。

※ライフジャケットは海用・川用などの明確な区別はありませんが、川用は川で動きやすいように工夫されているものが多いのでリバーSUPをするときは川用を選んでください。

※子供の為に子供用のライフジャケット買ったからいって安心しないでください。浮力やサイズなどの大きさによっては子供がうつ伏せに浮かぶ様に浮力が働くことがあり、自分で仰向けにできないと危険です。必ず、装着後に安全に浮かぶかを確認してください。

③クイックリリースコード

【クイックリリースコードはボードと体を繋ぐ安全装置】

クイックリリースコードがあることで、ボードが流されずに引き寄せることができます。また川で使用するリーシュコードは『必ずクイックリリースタイプのリーシュコード』を使ってください。

『クイックリリースタイプ』を推奨するのか。

海と違って川には流れがあります。初心者の方はまず間違いなく流れが速くて浅いところ(瀬・ホワイトウォーター)では、バランスを崩して転倒すると思ってください。その時にボードと自身の間に障害物があると、クイックリリースコードが障害物に引っかかる可能性があります。

もし引っかかった場合、流れの中で体が吊られた状態になることで水が体を覆い被さる様に流れ始め、体を沈める様な働きになり呼吸が困難になります。このような危険な状態ではコードを切り離すことで危険を回避し、安全なところまで泳ぎます。このリーシュコードを簡単に素早く切り離す装置が、クイックリリースです。

リーシュには「コイルタイプとストレートタイプ」とありますが、私はコイルタイプをお勧めします。理由は水面に垂れずにある程度の長さを保てるからです。コイル状のものは引っ張ると長くなり緩めると短くなるメリットがありますが、引き寄せる時に限界まで伸びないと引き寄せ辛く、コードが絡むと外しにくいデメリットがあります。

ストレートタイプは長さが決まっているので、落水の際に素早くボードを引き寄せるタイミングが計りやすいメリットもありますが、水面に触れた状態だと水面から出ている木の枝などの障害物に引っ掛かる可能性があります。

どちらが良いかは、それぞれのメリット・デメリットを理解して体験してみるしかないので、好みかなと思います。

※リバーSUPで遊ぶときは絶対に足首など体を曲げないと手が届かない場所にリーシュコードをつけないでください。命に関わる危険行為です。流れが強い場所でリーシュコードが引っ掛かった時に、動水圧がかかった状態では体を曲げることができずリーシュコードを外すことができません。

④パドル

【パドルはボードをコントローするするための櫂(かい)】

パドルを使ってボートをコントロールしていきます。パドルには様々な種類・形・素材があるので選ぶのに知識が必要ですが、初心者が使う分には長さ調整ができるタイプなら何でも大丈夫です。まずは安くても良いので調整できるものを選び、パドルに慣れてからパドルの特徴を理解した上で買い替えることをお勧めします。

⑤ボード

【川で使用するボードはソフトタイプ(インフレータブル)がお勧め】

ボードには2種類のタイプのボードがあり、ハードタイプとソフトタイプです。ハードはサーフィンボードみたいな硬いものを指し、ソフトは空気で膨らませる“インフレータブルタイプ”を指します。川に適してるのはソフトタイプで岩などにぶつかっても割れないからです。反対にサーフボードなどのハードタイプは岩にぶつかったら割れて修理が大変になります。

インフレータブルボードは空気で膨らまして使用するので、空気を抜いて専用のケースに入れると持ち運びやすく保管場所に困ることはないでしょう。

インフレータブルボード作る技術は年々進歩が凄まじく、接着剤で貼り合わせて作っていた時代もありましたが『熱で貼り合わせて作る』のが主流になってきています。この技術により経年劣化による接着面の剥がれがなくなり、ボードの寿命も長くなりました。

ボードの種類も値段もピンキリなので、好きなボードを買うと良いと思いますが、私のおすすめは何でも良いので安いボードを買って使い倒す。

理由は、リバーSUPの面白さに行きつかなかった場合、道具を買った投資が無駄になるからです。反対に、ハマってもパドルスキル・ボードの構造の理解・SUPの可能性(レース・SUPサーフィン・クルージング)が深まるので、経験を元にボードを選ぶ判断基準がしっかりすると思います。

⑥服装

【ラッシュガード・レギンス・海パンで肌の擦り傷・日焼け防止】

綿ではなく化維素材でできたモノをお勧めします。ラッシュガード・レギンスを着ていれば、岩やボードなどの擦り傷から肌を守り、UV効果があるものも多いので日焼け対策にお勧めです。短パンはおしゃれ要素が強いですが、レギンスの破れを防止してくれるので履いておくと良いでしょう。

肌の露出を避けることで、擦り傷なのどの怪我の防止につながります。

⑦履き物

【足を守る防護具】

私は「水陸両用の靴」を推奨しています。理由は肌の露出を減らすことで怪我を防止するためです。足は石や岩にぶつけることが多いので覆われた履物が絶対オススメです。

サンダルでもOKですが、その場合「厚めのソックス」を履くことで素足よりも防護効果が期待できます。また「落水した時に脱げないもの」を履いてください。脱げてしまうと流されていきますので後が大変です。

履き物も肌の露出を避けることで怪我の防止につながります。

”技術では埋め切れないのが道具”

まとめ

以上で、【初心者がリバーSUPデビューに前に必要な知識3つ】を解説いたしました。川の危険性についてはまだまだ知ってほしいことはありますが、今回は初心者向けに内容を絞って解説しております。

SUPと言っても『リバー・サーフィン・レース・フィッシング・クルージング』など、やろうとするジャンルによって『危険性や装備の扱い方』が変わります。これらを知らずに始めると思わぬ事故で怪我をしたり『命の危機に瀕する可能性』があります。

始める前には、やりたいジャンルの危険性と装備の重要性などの知識は理解してください

U.G

このブログでは初心者の方やこれからリバーSUPを始められる方向けに、タメになる情報を発信していきます。

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